30代社会人で公認会計士を目指すには?


30代社会人でも、取得できれば大きなメリットがあるのが公認会計士です。
難関資格としても有名な公認会計士ですが、30代でもチャレンジする価値は十分にあります
ただ30代の社会人の場合は使える時間も限られてきますので、公認会計士を目指す方法を知っておくことが大切です。

30代社会人で公認会計士を目指す方法

公認会計士の資格を取得するには、ともかく難関な筆記試験に合格しなくてはいけません。そのためにはしっかりと勉強する必要があるのですが、30代の社会人の場合は民間の専門学校で学ぶのがお勧めです。
民間の専門学校の場合は幅広い年代の生徒を募集していることから、多様な学習方法が用意されています。
一般的には1年から2年程度の学習期間ですが、スクールによっては4年かけて学べるなど公認会計士の難しさを表しています。
民間の専門学校をお勧めする理由は平日の昼間に通うコースだけではなく、夜間に通うコース、もしくは休日のみ通うコース、通信講座を利用できるコースなどがある点です。
社会人でも負担になりにくいようなカリキュラムで受講できます。ただ、すべてのスクールで先述のコースが用意されているわけではありません。
スクールごとにコースの違いがあるので、しっかりと自分の都合にあわせたコースがあるところを選択してください。
通信講座で在宅学習をするのが30代の社会人にとっては最も楽な選択肢ではあります。ただし、何度もお伝えしますが公認会計士は高難易度の試験だけに在宅学習では不安を感じる人も少なくありません。
そのため在宅学習をするのとともに、通学をして勉強をする人も多くいます。

もう1つお勧めしたいのが会計専門大学院というものです。会計のプロを養成するために作られた教育機関であり、高い人気を誇っています。
会計大学院を選択した場合は、公認会計士試験の一部の科目が免除されるというメリットがあるのが特徴です。
また、仮に公認会計士を取得できなくとも大学院卒業という学歴が手に入るのも魅力の1つでしょう。
30代の社会人の場合ですと通いにくいかもしれませんが、それだけの価値があります。
ただ、会計専門大学院の場合は入学試験がありますので、そちらに合格をする必要もでてくるので注意してください。

30代の社会人が公認会計士を目指すのなら民間の専門学校がお勧めです。ただ、退職してでも資格を取得したいのなら会計専門大学院への進学も良いでしょう。
通信講座などで在宅学習をすることもスクールでは可能ですが、非常に多くの学習時間がかかりますので、40代になる前に取得することを目標とするくらいでも十分です。


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